今回は披露宴の演出の「鏡開き」について、書かせていただきます。

テレビやイベントで、スポーツ選手や芸能人がお祝い事で実施しているのを、ご覧になられた方が多いのではないでしょうか。和の演出の一つとして、ご希望されるお客様が多いです。

せっかくなので、親御様とご一緒に鏡開きをご希望されるご新郎新婦様もいらっしゃいます。当日のサプライズにされると、驚きながらもとても嬉しそうでいらっしゃいます。

こちらの写真は、以前撮影させていただきましたお客様の鏡開きの様子です。

ご両家お母様とご一緒に鏡開きをしていただきました。お母様もご一緒ですので力が3倍になり、勢いよく開きました。写真の表情がとても自然で、見返しても楽しい思い出になるかと思います。

鏡開きの後は、木枡に一つずつ木酌でお酒を注いでいただいています。ご夫婦の共同作業ですね。

京大和で用意する木枡はヒノキの枡ですので、ヒノキの香りもご一緒に楽しんでいただいております。皆様に木枡が行き届きましたら、掲げて「乾杯!」です。

樽酒のそばには盛塩を用意しておりますので、木枡の端にお塩を乗せて、お酒と一緒に楽しまれる方もいらっしゃいます。婚礼懐石と日本酒はよく合いますので、お料理もお酒も進みます。

木蓋を木槌で叩いて割るので、「鏡割り」とおっしゃる方も多いのですが、結婚式等お祝いのお席では「割る」という表現は避けておりますので、「鏡開き」といいます。木蓋が鏡のように見えるので、「鏡開き」といわれるようです。

みなさまは、鏡開きをするというと、木槌で木蓋を叩いて開いていると思っていらっしゃる方が多いです。私もこの仕事をするまではそう思っていました。

実は、木蓋は事前に開けていただいており、本番では樽の上に木蓋が乗っている状態です。納品されたときは、お酒がこぼれないように、しっかりと蓋が閉まっています。当日、酒屋さんが「コンコン」と金づちで蓋の回りを慎重に叩きながら、少しずつ空気を入れていきます。カポッと中の空気が抜ける時に、木蓋が開きます。蓋が開くと、ふわっと樽とお酒の香りが周りに広がります。今回、担当の方に許可をいただいてから、樽を開ける様子を撮影いたしました。

樽酒を開ける様子

動画をご覧いただくと分かるように、木蓋は一枚の丸い板です。木蓋は木槌で叩いた際に開きやすいよう、縦に分割していただきます。こちらも、縁起よく割り切れない数字で3個に分割していただくことが多いです。

分割された木蓋は、樽酒に落とさないようにそっと上に乗せています。本番に木槌を一回叩いただけで木蓋が落ちるよう、バランスを考えて乗せないといけません。このようにして、鏡開きの準備をしております。

人生で鏡開きをする機会というのは、なかなかないことだと思います。ぜひご披露宴の演出の一つとして、鏡開きをされるのはいかがでしょうか。

その他、和の演出等お気になられることがございましたら、何なりとご相談くださいませ。

時代時代に合わせた結婚式スタイル

ウィズコロナ、アフターコロナの生活様式は大きく変わると言われておりますが、結婚式のスタイルも変わっていくのではないかと考えております。

盛大に行われる結婚式ももちろん引き続きご希望になられる方も多いかと思いますが、ご家族のみ少人数の結婚式も更に注目されるのではないかと思っております。

京大和では新郎新婦様の様々な想いをお受けし、多様な結婚式の対応を行っておりますので、ぜひお問い合わせくださいませ。