束の間の梅雨休みでしょうか。少し汗ばむお天気が続いております。
今年は桜の開花に始まり、梅雨入りも早かったためお庭のアジサイも咲き始めました。
道を歩いていると、5月半ばから咲いているところもありましたので、例年に比べるとかなり早いですね。
お庭の緑の中に、淡い色のアジサイが優しく彩ります。
色とりどりの紫陽花が美しく咲いていました。
紫陽花は、小さな花が集まって咲いているようにみえることから、「和気あいあい」「家族」「団欒」という花言葉があります。
家族いつまでも仲良く過ごしていたい、という気持ちを込めて贈るにもぴったりなお花です。
他にも、色によって様々な花言葉があるそうです。紫陽花はとても表情豊かなお花ですね。
ちなみに、「あじさい」を漢字で「紫陽花」と書くようになったのには、こんな説があります。
もともとは、唐時代の白楽天という詩人が書いた「白氏文集律詩」にある漢詩の一節が由来になっているそうです。
その詩の中で、白楽天が友人からある花の名前を聞かれて答えたとき、「陽光に映える紫色の花なので、紫陽花としよう」と詠んだそうです。
しかし、唐時代に紫陽花はまだありませんでした。何の花を表したのか、正確なところは未だ分かっていないそうです。
ではなぜ日本で「紫陽花」と書かれるようになったのでしょうか。
それは、平安時代の歌人兼学者の勘違いから由来しているそうです。「陽光に映える紫色の花」と聞き、日本古来のガクアジサイのことだと思い込んでしまいました。
そして、紫陽花を当て字で「あじさい」と呼ぶようになったと言われているそうです。
「陽光に映える紫色の花」、勘違いとはいえ、とても素敵な意味が込められていますね。
そして、こちらはザクロの花です。ザクロの花は通常は6月に咲き、実は秋に実るようです。ザクロも早めの開花です。
淡い色のお花が多い中、ザクロの花の鮮やかさは目にも楽しいです。
ザクロ全体の花言葉は「子孫の守護」といいますが、お花と実で意味合いが異なります。
花の花言葉は「成熟した美しさ」だそうです。
一方、実の花言葉は「結合」とされており、結婚式などのお祝いごとにとても合いますね。
なぜ「統合」なのかというと、種が仲よくあつまっていることに由来するからだそうです。
実は、種が多いことから子孫繁栄・豊穣のシンボルにもなっているそうです。
また、木の花言葉は「互いを思う」という、すべての人間関係に適した言葉となっています。
ザクロは5000年以上前から栽培され、はるか昔から食べていた植物だそうです。
原産地であるイランから、中国、ヨーロッパへ伝わっていきました。
日本には平安時代に入ってきたといわれています。ザクロは歴史のある、とても古い果樹だったのですね。
こちらはヤマモモの木です。京大和の中庭のシンボル的な存在で、改装工事前からあります。実際に見てみると、高さや幹の太さが中庭の主のようにどっしりとしています。
ヤマモモも早々と果実が生りました。中庭には実の生る樹木が多くあります。
緊急事態宣言に伴い、お客様のご来店が少ない日が続いておりますが、どのような状況下でも植物は変わらず花や実をつけています。
また落ち着いた日々が来ることを、切に願います。
時代時代に合わせた結婚式スタイル
ウィズコロナ、アフターコロナの生活様式は大きく変わると言われておりますが、結婚式のスタイルも変わっていくのではないかと考えております。
盛大に行われる結婚式ももちろん引き続きご希望になられる方も多いかと思いますが、ご家族のみ少人数の結婚式も更に注目されるのではないかと思っております。
京大和では新郎新婦様の様々な想いをお受けし、多様な結婚式の対応を行っておりますので、ぜひお問い合わせくださいませ。